この前のGW、京都へ行ったときのこと。
京都の喫茶店にいると、ストーリーあるアイディアが次から次へと浮かんで溢れた。
旅先の非日常感がそうさせるのか、
京都という土地の力なのか、
愛の注がれた喫茶店だからなのか、
なんでかはわからないけど、すっごく心地よかった。
万城目さんのエッセーに、京都の喫茶店は一味違うというようなことが書いてあった。
たしかに、そんな感じがした。
「新潟帰ったらあれしようこれしよう。あの人誘おう。
このこと話したらノリノリになってくれるんちゃう?
きっと東京いる間においてかれちゃうわ。どうしよう。」
「ほな東京にいる間にこれやっとこう。あそこ行っとこう。あの人に会っとこう。」
なんて。
もう素晴らしい考えが溢れて溢れてどうしよー!?
覚えてられへんわー!
ってウキウキで満たされていたんやけども。
京都旅行から帰ってきたら、あらら、あの時のみなぎった気持ちはどこへやら。
奥底にしまわれてしまった。
そうそう。
新潟を出る直前、ババババーッと怒涛の勢いで刺激的な人たちと知り合って。
エネルギッシュで、頭が良くて。エキセントリックな面があって。なんとなく暗みもあって。
各人がそれぞれ得意なことを持っていて。なんといっても行動力がピカイチ。
人に紹介してもらった人はなんと魅力的なのだ!と。
もちろん、喫茶店で待ち合わせたあの日も。
やっぱり魅力的な人っていうのはなにか違ったし、なによりこんなに楽しいことがあるなんて!
せっかく根をはる覚悟も出てきたのに、なんでこのタイミングで東京やねん!!ってガーンって思うくらい。
いろいろあったなあ。
離れてみれば、思い出すのはいいところばかり。
あんなに雪がうんぬん言っていたのに、春になったらこれからの季節に思いを馳せて生きていくような。
みんな未来へ向かって進んでるんだろう。
ウダウダ言ってるだけやなくて、わたしも行動に移さないとな。
LINEするだけのことがこんなに重たい。
けど、これもまた新しい一歩。
東京は東京で。新潟は新潟で。
いまできることをやるってことかな。
時間も時間やし、明日、やろうか。