新潟から関西の実家へ帰るたびに、実家の片づけをしています。
けれど、親がかたづけに非協力的で、つらくなることがあります。
なんで、わかってくれないんだー!!!
わたしはそんな簡単に帰ってこられないし、
年齢的にもいまやっておかなきゃいけないのに、なんでこんなに非協力的なんだー!!
そもそも自分らの家やろー!!!
なんで片付けないんだー!!!
など、親の家の片付けをしながら不満いっぱいだった私^^;
親の家を片付けるときのトリセツ
そんな時に役立った、親世代のトリセツ(取扱説明書)といいましょうか、
親世代が何を考えているのかをわかりやすく書いてある本がこちらでした^^
親世代の考え方や、それにどのように寄り添ってベストを尽くすのかが具体的に書かれていて、
とても参考になりました♪
もともとこの本は親が読んでいて(あの片付けられない両親です!)、
「あら、片付ける気になったのかしら?」なんてほほえましく見ていたのですが、
結果的にわたしの方が熱心に読みいってしまいました!!
どうやら両親は、祖母の家を片付ける時の参考にするため読んでいたようです(ノ゚ω゚)ノどひゃ(自分らやないんかい!)
たしかに、
この本のターゲットは、まさにわたしの親世代かなと思います。
が、両親も年をとっていて、そうそう実家へも帰れず、
なんとかバババッと家を片付けたいわたしには、とってもためになりました!
目からウロコだったところ
無理に捨てなくていい
お年寄りになると、こけただけで骨折みたいなこともありますし、床に物を置かないのが大事、というのは理解していました。
が、わたしの場合、
だからいらないものを捨てて場所をあけて安全を確保しよう。という考えになるんですよね。
どうせ使わないんだし捨てちゃいなよ!みたいな。
不安を和らげるのが大事
でも、この考えがあまりよくないみたいなんですね。
親世代にとって、「捨てる」=「自分を否定された」と感じるようです。
また、不安感、孤独感が強くなっているので、よけいにモノが捨てられないそうです。
安易に「捨てれば?」なんて言っちゃ、余計に心を閉ざされてしまうわけなんですね。
そりゃ危険を感じますよね。仮にも自分が買って所有しているものを捨てろ、なんて。脅威です!
だから、「置いておけるスペースがあるなら、無理に捨てなくていい」とこの本は言います。
必要なら、レンタル倉庫を利用したっていいんだと。
あれがちゃんとどこそこに置いてあるんだという安心感が大事なのだと。
断捨離が流行っている昨今、めずらしい切り口だなと思いました。
が、こと親の家の片付けになると、この考え方が役に立つようです。
親の家の片付けのゴールってどこ??
実際、わたしもこの本を読んで、安全さえ確保できればいいんだと考えるようにしたら、だいぶ気持ちが穏やかになりました。
だって、親の家の片付けって、どこがゴール(落としどころ)なのかわからなかったから。
わからないから、先のことが不安になって、余計にうわー!!って焦ってしまっていたように思います。
そこにひとつの目安・目標を示してくれたので、自分も安心できたんでしょうね。
めざすのはこういう状態なんだな、と^^
ゴールの姿が見えれば、あとはそこに向かって進めるだけですからね!
完全に余談
『片付かない!どうする我が家、親の家』
このタイトルが、実はかなり強力に頭に残っていて、なんでだろう??って不思議に思っていましたが、わかりました!
このタイトル、かなりゴロがいいんです!
「片付かない!どうする我が家、親の家」
よくよく見たら、5・7・5になってます!!!
そりゃゴロがいい!笑
それでは!