昨日、小学生の時から持っていた絵の具のパレットを手放したんです。(現在27歳です)
また描くつもりで中身そのままのパレット2枚とメモリの消えた定規。どっちも小学校の時からの。絵を描くのが苦手に感じる日が来るなんて、昔の自分には信じられなかったな。#すっきり_さっぱり_断捨離 pic.twitter.com/IPrvRDBgVr
— りっこ (@yururi_ururi) 2018年3月14日
小学生のときは、絵とか工作をする教室に通っていました。(お遊びメインの!)
だから教室用のパレットと、学校用のパレット2枚持っていました。
中学生のときは美術部に入りました。
絵を描くのが好きでした。
風景画が特に好きでした。(残念ながら可愛いイラストとかは描けないタイプ)
中学3年の時、担任との面談で先生が「絵が描けるなんてすごい。自分を描くのは苦手」みたいなことを言ったんです。
わたしはびっくりしました。
描けるもなにも!
描くことなんて誰でもできるやんか。って。
でも。
27歳の私は絵を描くことが苦手になっています。
中学生のときには想像だにしなかったこと。
なにがあったわけでもないですけど、
なんか、わたしには無理だって思ったんですね。
うまく描けない。風景なら写真のほうが正確で、美術部にいる人にはお手の物の可愛いイラストを描くこともできない。
表現したい世界もない。
高校のときには離れてました。
当時の美術部の面々が苦手なタイプの人たちだったってのも大きいけど、情熱もなかった。
その後、筆をとることはほとんどなく。
何年前だったか、結婚してからだったか、久しぶりに絵の具を使ってみたら、
集中力がなくなってることに気づいて愕然としました。
物をしっかり見て、描く。こんなに難しいことだったの??
視力が落ちたのが大きな理由かと思いましたが、たぶんそれだけじゃない。
熱量が、違う。
もう、絵を描くのは楽しいことじゃなくなったのかも・・・
それでも未練があって、ずっと絵の道具は手元に置いていました。
昨日、ふっと、やっぱり今の自分には必要ないんだとパレットを手放すことにしました。
(絵具類は、人にあげれるように用意しています(貰い手がやっと決まった⇒【断捨離】集めたっきりの画材を手放すことにしました - ゆるりーん)
今日、仕事中にふと考えました。
絵は苦手になったけど、中学生のときには思いもしなかったような毎日だ、と。
大学進学で地元を離れることになるなんて。
まさか自分が結婚するやなんて。
地元からずーっと離れた新潟に住むことになるなんて。しかも標準語がメインの東日本に!
ほぼ毎日料理をしてることもびっくり。料理できなかったのに。
お酒を飲むようになってるなんて。
結婚相手が旅行好きで、新潟県中はもちろん、日本中を見て回ることになるなんて。
「地元が一番」だと、外の世界も知らないで信じ切っていたあのころの自分は家が一番好きだし、旅行は嫌いでした。
今は旅行、好きです。
ブログを書いてることも、ブログを通じて知った人と会ったりしてることも想像つかなかった。
そんなアクティブなこと、できる人間だと思ってなかった。
中学生の時の自分にこんな話したら、「どこでそうなるん!? てか新潟って東北やろ!?うちがそんなことになるなんてありえん!」とか言いそう^^;
(新潟は東北じゃないことも今は知ってる。)
過去の自分が驚くだろうと想像できるほど私自身が変わったんなら、好きだったことが変わるのも当たり前なんだろうな。
根本は変わってないけど。
根が変わったわけじゃないから、また描くことが好きになることもあるんだろうとも思う。
その時は別の形になってるかもしれないけど。塗り絵とかなんかべつのものを作ったりとか。
(たまにipadで塗り絵もしてるし、今でも水彩が好きだから筆のタッチを使ってたり。)
そんなことを考えたりしました。
この先の未来も想像できない自分になってるのもしれないなあ。
昔は変化するのは怖いばかりだったけど、
今は、それはけっこう楽しいことなんじゃないかと思えるようになったような。成長したかも??
それでは!